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水曜さぶ練など
そりゃあ
僕は
ルマンド食べてますよ 1日3本くらい
こっちが そりゃルマンドだろ
この紫のやつ
これが美味い
でも
この黄色いの
美味くないと思って 全然食べずに 紫ばっかり食べてたら
美味いじゃん黄色
これ何味かは まだ未確認
明日見てみる
なんか黒いのもあったっけ?
それで
さぶろうさんが自動的に80kgを超えたらしく
記念にサブレンをやるって見たので
帰宅して 速攻で行ったら
終わってた…
ちーん
4kmだけ一緒に走ってきた
このTシャツホントに売れるんだな
今回は80枚超えて トータル300枚とか超えたって
パーカー欲しい~
saya miskin
もうちょい悩む
そうそう
ルマンド数本食ってるけど 76kgとかにならなくてよくね?
月曜日富士山で72kg台へ 水曜日76kg
4kgのルマンド
せつない…
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ハーフマラソンみたいなの
諏訪湖やら手賀沼やら
いろいろと大会が
やってきた。
ハーフマラソン
う~ん…
う~ん
ダメだこりゃ
真剣に走って4:15しか出ない
しかも いつも走っていない12km以降は
失速…
1時間34分台です。
5kmだと安心して突っ込めるんだけど
21kmだと抑えてるのが そのまま失速する
心肺が安定なのと
ガーミンの設定がペースを出さずに 富士山仕様のまま
高度計にしてるので
感覚で走ったんだけど
落ちたなと思ったら
15~20秒落ちてた
5秒とかで食い止められないと
フルマラソンの現状の実力は
うまく走れて3時間16分
このような練習を もうちょっとやらないと
大田原
苦しむと思う
つづく
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スティッチで富士登山詳細
なんとなくやってなかった感じ
誰かいたほうが楽だけど
僕は なにか一人でやるのも好きだし
朝8時に家を出て
10時に富士宮口へ到着
五合目から早速 スティッチに着替えて てくてく登ります。
観光客がそれなりにいたけど
マラソン大会などとは違って母… 僕ちゃん あの人は見ちゃダメよ
子… えーなんで・
母… ほら そっち見ない
若干そんな感じ
いいわ
お前らには用はない ここは私の庭だ
なんてね
気温は五合目で4度でした。
前日の気温の推移から今日の山頂は おそらく-3度と予測
スティッチで登ることはわかってるんだけど
問題はインナー
ダウン レイン スキーウェア 色々と持ってきたけど
風がないから ダウンだけ持って あとは置いていった
スティッチは マラソンでも3時間28分で走れているように
見た目以上に機能性抜群です。
動ける
登り始めると すぐに實川さんに会って 変な格好してるから ここは立ち入り禁止ですよって
立ち入り禁止の上の方から下りてきた人に 苦笑いされてお言葉をいただく
ありがたいお言葉
ちょっと寄り道したので 時間は少しかかったけど1時間15分で八合目へ
や~
怪しい…
山頂へは2時間15分で到着
かなり のんびりしても 富士宮口は これくらいだな
富士山 空が真っ青だから 案外同化するね
気温は低いけど
暖かい
ウェアが高機能だからね 特に首がすごく暖かい
今日は雲がすごくいい感じ
はしゃぐ
うんこ座りとか
雪もあるよ北斜面には
お中道探検の復習をするのに須走に下りて
スティッチのまま 横移動も
2660mに道はある
御殿場に出るところは2718m
確かに道はある 見えるでしょ
この時間の宝永山 美しすぎる
空に富士山の影も見えるし
宝永山の馬の背に陽が落ちてる影があるので
走って そこまで行くと
誰もいないし
世界で僕だけのための夕暮れ
遊びすぎたから 夜になっちった
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富士山にスティッチで登る♪
やってみたかったんだよ~
スティッチで富士山
フル3時間半切ってるし 100km走れるし
これでいってもいいでしょって思っていたけど
10人弱の人に会って
みんな苦笑いでした。
でも
基本おしゃべりなんで
一人で話してた
自分の格好を忘れて
富士山好き
誰もいないから
好きなだけ遊んできた
動画差替え(笑) 山頂の今
剣が峰もお鉢もね
ご褒美に
夕陽やばかった
今日の宝永山の夕陽は
世界中で完全に独り占めだった
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お勉強をすることにしましたので
せっかくなんで
お誕生日プレゼントで買いました。
全然先だけど(笑)
検定はやりませんが
数年がかりで ゆっくりと キノコのわかるおじさんになれたらいいなって感じ~
手賀沼とか諏訪湖とか厚木とか大阪とか いろいろ
参加された皆さん お疲れ様でした。
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御中道2
1ヶ月前の話だけど
お中道行きました。
その1
ひたすら下る
作業が400mだったかな?
最後はこういう感じに
越えた
富士山はめちゃくちゃ沢が多いです。
今度はひたすら300m登る作業
でも
景色が開けたりで ここがやっぱ印象的だったなあ~
これまた行くのにコツがいる
見晴台(大沢崩れ)
ここから先は時間がやばいので結構走った
そして観光地のスバルラインへ
須走あたりかな~
忘れた…
須走のブル道は 結構好きです。
秘密の道
ここは落石が危なそうだったので
一人づつ行った
ここもどこだっけ?
何の参考にもならないな こういうのは早くに書かないとダメだ
まあ
来年とか この道は完全に覚えるまで通ってみるよ
よくわからないけど
すごく楽しかった。
2700m付近を横に移動していくと
宝永山に出ます。
夕暮れの富士山かと思ったら
リアルドラクエは夜に入ったそして1周
。
11時間かかった。
時間経っちゃったから写真中心だけど
人数が多いと知恵を出し合えるのがとても心強かった
また行きたい
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SKINSはやっぱいいな
道具のこと書くのは いつぶりだろ
調べたら 懸垂マシーン買ったときに浮かれて書いてるわ
ここにきて
真面目に走らないと マラソンシーズンツライ思いをすると思って
筋肉を平行移動させる感じに努力してるけど
まあ
イマイチだわ…
去年の10月27日にやった5kmTTは
18:50だった 速い
こっちはきのう
まあまあと思っていたけど
去年の今ごろって
北岳
間ノ岳
農鳥 西農鳥とか
南アルプスで遊んでいただけだと思っていたけど
カツウォっち元気?
ハセツネも出てないけど
去年の方が速い
まあ
それで
さいきん慌てて真面目に練習を始めたけど
足が疲れてるのね
それでSKINS履いてみたら
寝ながらにして回復してるのが感じられるっていう話
さすが着るサプリ
信じる俺も素直でよろし
足?29cm
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水曜ネコレン 6kmだけ
水曜日だからってわけじゃなく
なんとなく
6kmを走ってきた。
全力よりもちょっと緩めた感じ
調子はというと
ハセツネの疲労が全然抜けなくて
とうに内臓系がひどい…
全体力というか20分程度ならば 誤魔化すことができるという感じ
入りがゆっくり目で 当初4:15で10kmと思ったけど
いきなりペースが上がっちゃって
5kmだと 短いから きついところから もうちょっとで6kmって感じ
人にも言われるけど
見るからに顔が疲れてる
そりゃあ 14時間も山道彷徨ったら
疲れるわな
たぶん 一回富士山にいければ 治ると思うんだ
場所的なパワーというか説明のつかない感じ
行かせてくれよ富士山に
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フロストバイトロードレースにエントリー
今年もフロストバイトロードレース行きます。←過去記事
ガチです!
1時間33分だったから
真面目にトレーニングすれば
暑い格好で練習とか(笑)
うそ…
がんばれば
ラスト1km4分1秒とか
寒ければ90分切れるかも
所沢はエイドで全部止まって補給して1時間34分
坂がすごいし
実際はフロストバイトよりも価値がありそうだし
最近のハーフは
仮装にハマってるけど
お祭りやろうぜ~
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12kmビルドアップ走
ハセツネからちょうど1週間
全然ダメだ~
口の中が ボロボロで いろんな穴があいてる…
栄養不足みたい ビタミンGとかTとか
ハセツネ後に すぐに30kmとか山とか四万十とか、マジで無理だから…
弱い…
で
ちょっと走ってこようと思ったけど
カラダが疲労でボロボロな割には
体幹が固まり気味だったり なんとなくできる感じがしたので
心拍計つけて
5分ー5km
4分半ー5km
フリー2kmをやってみてきた。
4:58(142)
4:58(153)
4:56(155)
4:58(154)
4:58(151)
4:27(166)
4:28(146)
4:26(165)
4:28(179)
4:17(181)
4:06(181)
3:56(183)
12km 51:06
動き自体は悪くないけど
疲労のせいか
呼吸が上がるのが早い 懸垂をやってるおかげで上半身も動くけど
重い…
まあ
早くなりたいというよりは 強くてカッコイイ体になりたいので
いいけど
男なんて 動機は不純なくらいで ちょうどいい
(笑)
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神様おしえて♥
神様~ どうも走れる気力が出てこないんですが~
どうしたらいいですか~
わかりました
お答えしましょう~
ちょっとだけ走ってきなさい
(笑)
あ~
ハイ
いってきます!
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神様(笑)
日本山岳耐久レース ハセツネレポ最終回
第2関門を7時間40分経過した時点で出発しました。
体調がかなり微妙だったから
ゆっくりと休んで 万全で再スタート切りたかったけど
そうはいかなかった
しばらく続く下りで 前を行く選手を追って走る 前回はこのあたりはユルユルと歩き出していた記憶があったので
まだ僕は12時間半切りくらいは諦めていなかったけど
なかなか いい感じには運ばなかった…
中身でた
酸っぱ(笑)
何度も何度もあがってきて
でもそうすると唾液やら何やら 体の中を染み渡るのが分かり 少しだけ楽になる
そして走る そうすると またあがってくる 唾液やら染み渡る…
繰り返し 何度かやっていたけど
苦しいから やめた。
御前山の登りは 思っていたよりもキツくはなかったけど
思うようにうまく進めずに たぶん山頂で休んだ (やばい 忘れ始めてる)
下りになると とても気持ちが悪かった
だんだんと抜かれる人数が増えて そして苦しい中
大ダワについた
ちょっとどうしようか横になろうと ウロウロしているとhideさんが現れ ちゃららさんいるって言ったけど
いないよって 僕はhideさんが後方で苦戦していると思っていたので 突然現れてビックリしたと同時に
僕はかなりズルズルと後退してるんだとも思った。
そして ちょっと寝るね そう伝えて横になって 肩で息をして休んだ ここの場所で寝たのが一番苦しく
リタイアを真剣に思った
やめたいと思ったけど レースはまだ8時間しか経っておらず
残り20kmを16時間近くも残して ここでリタイアするなら もう諦めて最後まで歩いて帰ろう
ゴールしようというよりは 歩いて帰ろう そう思考を転換したら 少しだけ気持ちが楽になって
再び 寒さで目が覚めたこともあり 歩き出した。
このあとは もう大岳山へ向かって 登ってダラダラでも歩いてれば15時間くらいもあれば
帰れるだろ
胃の中身も空っぽになって しばらくは快調に走れたりしたけど
同時にエネルギーも切れてるのか すぐに動かなくなって歩く
大岳山最後の岩場あたりに来ると
写真を撮ってる人がいた
そろそろ俺が頭をぶつけたあたりだな そう思って振り返ると たかっちさんだった
ありゃ
こんなところで 違う場所を撮っていたので
再び前へ出て 正しい場所へ案内しました。
ここね
奇跡の1枚 ネコ岩再アタック(笑)
たかっちさんも あまり調子はよくなさそうだったけど
大岳山の山頂まで一緒に移動して
僕はガスター10を飲んで 寝ることにしました。
たかっちさんは先に行った~
寝てもね
寒くて10~15分くらいで目が覚める感じで
水だけは飲んでも気持ちが悪くならないので
飲んで 急な坂を下ります。
もう進むスピードは 僕だけが特別遅いわけではなく
僕の進むスピード自体は13時間前後のスピードは保たれていた
でも
止まって 休む感じのことが増えて
その分 遅れていく感じ
それでも大岳山からロックガーデン付近までは 案外走れました。
もうなんだか時系列がわからなくなってきたけど
急に ちゃららさんが声をかけてくれて たぶん僕はダラダラ歩いて…
しばらく 僕のボヤキを存分に聞いてもらって 初対面だけど 僕は何かを伝えることで
気持ちを楽にしたいというか 言ったほうが楽だし 聞いてくれるし
ホント好青年だった。
立ち去るときは 僕はたぶんカッコつけて走ったかな 歩いたか?
そして第3関門では かおちんに喝を入れられて 13時間切れないわ~とか またボヤいて
登り強いからと励まされて 走ったら 走れた(笑)
気持ちの部分が大きいなと感じた。
動かないと思ったものが ちょっとした 少しの励ましで動いたり
ちょっとの意識の持ちようで 随分と長く走れたり
僕は
普段 疲れたら練習やめちゃうけど 疲れてから もう少しとか
疲れてる状態で 動く練習とかやらないといけないなと思った
それに近い練習は たぶん富士山ダブルとか 海から富士山とか そのへん
山頂グルグルは 今年は3周しかやらなかったから あまり頑張らなかったな~とか
苦しいけど歩けば進むし
敵はいないしとか 何故か戦争中の日本兵のことを想像したりとか
カナダのようにクマもオオカミもいないしとか まあ時間は結構あるから
どうでもいいことを延々と考えていて 頭の中はレースには もうあまり参加していなかった。
日の出山を過ぎ 特に補給も受け付けないし
前回のように電池も切れなそうだし
全く 立ち止まることはなく 日の出山から出発して ひたすら歩いた
この区間は 結構な人が走っていたけど 僕にはもう走るだけの体力というか気力が残されておらず
歩いて帰る
その意識だけが強く残っているだけで
出来るだけ 早く歩いた 止まっても何もないし
夜景は2度ほど止まってみたけど そのうちにここに夜景だけを見に来ようとか思って
また現実逃避に僕の頭の中は入っていた
この区間は もう現れる人全員に抜かれまくって
また…
なんでもないところで僕は寝た
そして寒くて 起きて歩くという何度もそんな感じで
やっと
ロードに戻ってきた
誰かが話しかけてくると思ったら お腹の大きな、る~ぷさんが この寒い中待っていてくれた
こんな寒い中 たぶん撃沈していたから数時間 あそこで待っていてくれたんじゃないかと思う
すごく嬉しくなって 足の痛そうに走る る~ぷさんを置き去りにして(笑)
ゴールへ
14時間7分と前回よりも遅かったけど
ゴールまで戻ってきた そういった充実感は強かった
(ホシヲさんは やっぱり2mくらいある)てーいさんも 待っていてくれたり す~さんとか
寒かっただろうに11時間台と見栄を切ってきた男の2時間遅れのゴールを待っていてくれた
とにかく無事に帰ってきた
このことは結構自信になった
UTMFで残り50kmを24時間も残してリタイアした後悔をまたしたくなかったから
いろいろと自分の弱い面をたくさん見せられて
ひとつわかったことは
僕の弱いのは 心ではなくカラダ
心はね 自分で思うよりも強くなっていた 諦めなかったし
動かせる限界を常に探る意識はあったし
ただ内蔵やら 見えてない部分の耐久力が足りなかった
これは鍛えようはあるから 今後の課題だなと思った。
おしまい
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日本山岳耐久レース ハセツネレポ2
醍醐丸を過ぎて
僕は補給のことを考え出した
浅間峠(第1関門)では どのみちエイドもないし 僕の今のペースは
11時間台ぎりぎりのペースだった
このまま行けたとして第2関門以降の下り基調を 僕の激遅な下りで
ペースを維持できるのかは微妙だと思った
この時点では まだ数時間先の行動を考えて 今の行動ペースをコントロールする余裕が残されていた
なので
浅間峠でゆっくり 補給をとってるだけの時間は あまりないと思ったので
登りでペースが落ちた時に
少しずつ食料を入れるようにしてみたんだけど
どうも消化が上手く出来てないような感じがした
この時点では 感じがしたってだけだった
浅間峠には
3時間40分ちょうど これもまた12時間切りのギリギリの時間
そのまま行こうと思ったけど 念のためトイレに行った
そしてすぐに出発
まめさんとか かおちんとか数人の知り合いがいて応援してもらったので
いちお走った
声をかけてもらえると なぜか走れる 写真何枚か撮ったけど
薄暗くなりかけでブレて使えない
その後は もう前回の記憶が全然ないコースに突入
記憶がないと言うことは たぶんそれほどたいへんでもなかったかなとか考えてみて
まあ
思った通りに それほど大変でもなかった
心拍数で走りたかったけど 筋肉も4時間以上 走っているので疲れてきて
心拍数を上げて走れるだけの余裕がなくなってきた醍醐丸までは平均で160以上 浅間峠までは150以上
でも
それは周りのランナーも一緒で むしろまだ全体の中では抜いて先に進む感じが多かった
心拍数を150以上にすることを意識したけど
それはこの集団から ちょっと前に行く作業になると思って 考えたけど先も長いし
キツイし
レースの流れにのることにしてみた
やがて日は暮れだしたけど
みんな なんか先にライトをつけないぞ的な感じで
なかなかライトのスイッチを入れる人は少なかったけど 僕は浅間峠の手前からヘッドライトを装着していたので
迷いなく点灯させた。
時間は過ぎて 三頭山の登りに入ったところかな いやその前だな
なんとなく自然とバックを下ろして 一度腰を下ろした
三頭山までの時間を考えたときに 若干余裕があって いいペースで進んでる感じがしたので
止まって補給をとって 数分横にもなった
一度止まる時には 躊躇するけど
止まって落ち着くと
あれもやっておこう これも今のうちにと確認作業が増えてくる
気になったのは 水が3.5Lも持ち出したのに 残り1Lもないような状態だったこと
しかもボトルに残しておけばよかったのに
ハイドレの方を残したせいで 残量がわからなかった
確認するとやはり1Lは残されてないようだった
もしかしたら第2関門まで持たないな
そう思った
三頭山の登りも
前回のように一番標高を上がるところといった恐怖心もなく
なんとなく100m標高を上げるのに10分だなとか思いながら
富士山で調子のいい時は100mを7分くらいで登るので 心のゆとりはあった
ただ…
だんだんと内蔵に違和感が出てる感じがしてきた
レースは6時間になろうとしており
年に何回もないという域になってきていた
でも
まだ大丈夫だと思った
三頭山には6時間10分で到着これもまた 12時間きっちりのペースで
どこかに書いてあったペース表 すごいなと思った
すごく意識しなくても
その通りの時間だった
でも
この先 このペース通りにいける感じは 気持ちの中からは消え始めていた
下り始めて 鞘口峠までも苦しかったけど やはり25分時間通りだった
長いけど…
読んでる人大丈夫?
もうちょいだから(笑)
ここから先の下りで
僕の胃腸は悲鳴をあげ始めた
いや胃だな
下ってる時の衝撃を筋肉で吸収できなくなってきて
止まって後続のランナーに道を譲る事が増えてきた
ついてはいけるけど ペースを維持すると
更に胃が気持ち悪くなるから
ランナーが追いついてくるたびに 言い訳をしながら
道をあけて止まったりした
一気に気持ちが弱り始めて
水ならば 受けつけるので 度々飲んでると
ついに 多すぎるかと思った3.5Lの水が底をつき
前回同様 指先から痺れ始めて 脱水の症状だなと思いながら進みだし
そんなにしながら ちょっと遅れたけど
第2関門には7時間25分と ペースからは10分遅れて到着した。
水とスポーツドリンクを750mlずつもらって
空腹になったので 残りのおにぎりとあるものを出来るだけよく噛んで
そして飲み込んだ 相当苦しい作業だけど
この先30km 先は長いし
これが試練だと思って飲み込んだ
15分ほど結局滞在してしまって
目標も12時間台とせざる得ないなと 思いながら
まだ生きてる足の筋肉を駆使して
先へ進んだ
筋肉はまだ余裕があったので ガシガシと下ってみたけど
それで さっき食べた 食料が中で暴れだして
何度も何度も あがってきて
そして
やがて…
出た(汗)
つづく…
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日本山岳耐久レース ハセツネレポ1
このレースは2回目です。
1回目は2011年
13時間53分
かなり満足のゴールでした。
ただ…
全力を出したとは言い切れず 途中の休憩が長かったり スタートから第1関門は かなり渋滞にはまったり
守りのレースで無難にゴールまで安全運転で乗り切ったレース。
2回目は
違うレースがしたかった
目標は無理めに11時間台 キタタンの6時間23分や 登山競走の3時間53分とかの走りをした時の周りの人のタイムは多分そんな感じ
タイプ的に 大量消費タイプだから 難しいし向いていないとは思ったけど
事前の準備と 8月からの上半身の筋トレによって肩まわりの筋肉を鍛えたことで1kg余分に水分を積んで
走ることにしてみました。
でもやっぱり背中に無駄な肉多いけど
トレイルレースでもフルマラソンのように僕はレース前ものんびりできたりしないです。
前は出来たけど
最近は結構緊張してる
UTMFがゆるゆるでスタートして失敗してるし ロードのレースよりも全体の位置は遅いし
集中していかないといけないって思うようになったから
だし
ハセツネだし
スタート位置はラインから100m以内でポジション取りもOK
早目にみんなからは離れてそれなりの位置におさまりました。
このレースは橋を渡って山に入る時点で完走タイムの上限が決まってしまうと思います。
たった1kmです。
とにかく入山峠の1時間通過を目標にできる限り飛ばします。
ここまでは 全力ではないけど 1時間を大きく超えるようだと失敗
そう思って走りました。
それでもはじめの山に入るところでは ちょっと詰まった
しばらく行くと まわりは 多分同じレベルの人で落ち着きました。
先は10時間以上あるし 速い位置(個人的に)収まっても誰も無理にぶっ飛ばすような人はおらず
心地いいペースで進んでいきます。
登りでは自動的にペースが落ちるので坂の強弱は確認もせずに心拍数を上げないことを意識して
呼吸を整えたり 無理に抜くようなことはせずに この中で一番楽に登ってやる
そう思って登りました。
富士山行ってるし 登りでは物足りないくらいのスピードで登らされたけど
それでも止まることはなく
はじめの位置取り成功したな~ そう思って 自分なりにきついポイントは調整しながらと思いながら
落とすほどのスピードでもないから
そのままペースにのって目標の入山峠を1時間には届かなかったものの
試走よりも5分遅い1時間2分で通過したので
楽に通過したイメージでした。
1分くらい並んだのかな?
結局1分も止まると心拍数はおさまってくるから
前半は軽く突っ込んでも休みどころある 僕のレベルだと…
ここね
特別 並んではいるけど渋滞はしてない
登りは列にはなるけど 下りはしっかりとバラけて
醍醐丸は2時間半弱かな?
どららさんいた!お猿も前に
反対の写真
止まることもなく
先を進む本人はいたって真剣
hideさんが登りで ちょっとお疲れていたので
パスして振り向いて撮影
結局 6時間後 撮り返される羽目に(笑)
大ダワね(あすの予告)
順調な旅はつづいた
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ハセツネ データで振り返る
なかなかレポ入るゆとりがないから
データから入ります。
スタート前 無駄に動かず
申し訳ないと思ったけど 集中したいし 言葉も少なく
ジッとしてました。
光の当たり具合によっては 筋肉がありそうに見えるから
もっと絞れば なかに筋肉入ってるかもと思った写真
データ好きな人は 見てね
①は入山峠 1時間2分
②は醍醐丸
③は浅間峠 3時間40分
④は三頭山 6時間10分 心拍数から しっかりせめている
⑤は月夜見
。
⑥は御前山…心拍数から見るに 僕は御前山までは気持ちが悪いなりに戦っていたけど
ラップ47が大ダワ 一番長いラップ 気絶に近い感じに落ちてた
hideさんが 大ダワで倒れてる僕を撮ってくれた
撮ってとは言えなかったから 現実を撮してくれて嬉しかった
⑦は大岳山…もう無理になっていた。さらに長いラップ…
青い線は寝てしまったポイント
ラストも筋肉は温存されていたので 腰も落ずに走ってはいる…
なんだかんだで嬉しそうだったけど
複雑な気持ちだった。
詳細はちょっと待って
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☆俺のハセツネ♪
このレース 完走するだけならば それほど難しくないかもしれない
ただ‥
自分の限界を狙った時には
大げさじゃなく
命を削って 走るようなレースになると思います。
集中力が必要!
カラダがぎりぎり限界に追い込まれることになります。
冷静に振り返ってみて
僕はこのレースを通じて 常に その場でできる85%以上のパフォーマンスを出来ていたんだな~と思ったけど
数少ない
小さなミスや失敗が
致命的なダメージとして 最後まで付き合うことになりました。
今回のレースは自分に負けたという思いはないけど
カラダが耐えられなかった
気持ちで持っていったという面では 今までにない展開だったけど
対策は必要です。
あと
常に彼ならどう走るんだろうって
レース中にずっと考えていた人がいます。
走って欲しいです。
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詳細は気が向いたら書きます(笑)
ハセツネで感じたこと【自分用保存版】
僕は頭が悪いので
何日もたってレースを振り返るとか無理なんで3日で終わらせます。
振り返り 備忘録
スタートの位置取りは良かった 100m以内 〇
スタートダッシュも効いた 〇
橋を渡ってお寺の入口は7分弱 〇 試走と同じ
一度出るロードは 前に食らいつく〇
渋滞を回避するために入山峠1時間切りを目指す △ 2分過ぎたけど渋滞は少し
登りは特に意識しない 前についていく 自分の方が強い〇
醍醐丸には余裕を持って到着する〇
下りでは 遅くても出来るだけ譲らずに粘る△ 傾斜がきついとしんどい
第1関門は3時間40分 〇
出来るだけ気持ちのある部分は走る 〇
下りでは 前を追って後ろは気にしない△
第2関門までは 出来るだけ走れるところは走る 〇
三頭山の登りは抜きどころ 〇
今回のレースは三頭山までは成功していた〇
まわりの多くの人が11時間台を意識していたので場所は良かった△
水の消費も思ったよりは少なかった △ たくさん持った分 節約を怠った
三頭山6時間10分〇 時間通り
月夜見までの道ははじめの表示よりも距離が長い ✖
大量に持ったのに水は少なくなって不安に ✖ 必要以上に気になってペースダウン
補給にコーラは良かったけどコーヒーは 負担だった ✖
12時間と思ったけど 思考が12時間台にすり替わった △ 状態の把握が曖昧
前日までの食事はあたり 〇
カーボも十分だった 〇
ガスが出なかったのは 食事の工夫の成果 〇
レース中の補給は 止まって行うべきか? △ 謎…
ゼリーは 5~6個で厳しかった
第2関門 7時間26分 △ 7時間15分はサブ12
止まって補給 〇
補給は水とスポドリ半分 ✖ 水がいい
下りではしっかり走る 〇 まだいけた
胃が気持ち悪い ✖
‥補給が失敗してる・✖
‥血液が筋肉に取られて 内蔵に回ってなかった可能性
‥オェっとなると唾液を含め 消化液が出て機能を正常にしようとしてるのだと気がついた 〇
‥体の反応は もっと早く気がつくべきだった ✖
‥横になるのは 上向きでなく横向きが良い
目標の再設定 ✖
明確に12時間台に変更したらどうだったか? △不明
思い切って休む 〇 10分程度で かなり回復 1時間くらいは待つ
最終的には水しか受け付けない 〇 あとで思ったけど水以外はスポドリでも消化をするのではないか?
最低限動けるペースを探る〇 できたけど遅すぎた‥
大会自体が無事に帰ってくることが大事だと思った 〇 ゴールしたから冷静に振り返りができる
最後まで13時間を超えるまでは 頑張ってみる 〇 ゴールが見える位置まで移動できた
この大会に限っては コースを知ることは かなり重要かも 〇
撃沈の理由は オーバーペースだったのか? △ 微妙
補給の水は 最後にハイドレでなく ボトルを残すべき 〇
ハイドレが最後の水 ✖ 不安で確認すること数回 ペースが狂った
動かなくなってからの1時間なりのジョグなどの練習の必要性 ✖ 全くしていなかった
疲労はあったけど 筋肉の限界は1度も感じることなく終わった △ 内臓が先に逝ってしまったから
リズムがいいのに 雰囲気で止まらない ✖ なんとなく後半時間で止まった
応援の力も借りる ✖ いない‥
後半に力を残す ✖ 第2関門で 終わった 力不足か?
僕が弱いのは 心ではなくカラダの方かも 〇 心以上に弱かった
ストックはいらない 〇 正解 登りの強い人は確かにいた ストックとは言っていた
下りの度胸をつける ✖ 激遅は解消されず
ガスター10は効く 〇 次回から保持すること
補給のタイミングは 今後の課題
気持ちは決して切れていなかった 〇 心の部分は保たれていた
行けるタイミング(内臓の揺れない登り)は それでもほぼ抜きながら登れた〇
下りの衝撃は 痩せると解消されるのか? ✖ 痩せろ
命をかけて移動した かつての日本兵のことを思った 〇 命はかかってないから頑張ろうと思った
かつての失敗から 成長を考えた 〇 あきらめなかった
やり切ることにこだわった 〇 ゴールまで歩くと決めたので楽だった
まだありそうだけど
振り返ると
かなり自分なりに収穫はあったのかなと思った。
✖ばかりになると思ったけど 思ったよりも〇が多かった
だらだらと書いてみたけど 足りなかった部分がわかった
気持ちが悪くなったのは 攻めた証拠だ △ そう思いたい
2011ハセツネ 2013ハセツネ
1CP 4:05 3:40
2CP 4:05 3:45
3CP 2:51 4:20
GOAL 1:53 2:21

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パニックになって振り返りをおろそかに するところだった。
危なかった 課題が見えたし
思ったよりも頑張って踏ん張っていた自分が見えてよかった
ハセツネはチャレンジするレース
ハセツネ結果
12時間切りの目安は
第1関門3:40
第2関門7:15
第3関門10:10らしいです。
三頭山山頂まではタイム通りでしたが…
入山峠1時間を目指して渋滞を回避
前回ハセツネよりも第1関門で25分 第2で45分と突っ込んでみたけど
三頭山付近から胃がやられて
食べ物はもどすし 食べれなくなるしで
5回もコース上で横たわり
大ダワでリタイアを考えたけど
歩いて会場へ戻るイメージで ほとんど水だけで後半30kmを歩きました。
最低でも12時間台というのも叶わず
1時間半以上あった貯金も吐き出し 自己ベストにも届きませんでした。
靴まで…(新品)
攻めた結果だから 力不足ってことで仕方ないです。
会場ではみんな居たから大丈夫だったけど
失敗ばっかで しんどい
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カナダ自転車横断日記 その37
順調なら僕は今 第2関門を越えた頃
ゼッケンは4028だよ
日本山岳耐久レース(24時間以内)長谷川恒男カップ
1994.7.29
残金は2ドルだった
ほとんどが森の中だし関係ないけど やっぱお金がないと心細い
次の町まで65km 町にCIBCのマシーンがあるといいんだけど
お金が全てではないけど2ドルはさみしいね 20ドルなら安心だけど
なんとなく心細いけど 町に行かないとお金も使えないわけで Wawaという町で現金をおろした
そして それだけでこの町は出た
するとすぐにスペリオール湖州立公園へ入っていった
ここに突入すると120km先まで町はない 地図で見てもひとつも町はなく あるのはいくつかの観光地
あとは森と湖 森と湖も
これだけ多いと…

飽きる…
建物はほんとにない
というか
ほんとに100km以上なかった(笑)

景色も
ずっと森と湖だから写真は1枚しかない

120kmは 普通に走っても5時間はかかった
そして道は平坦ではなく いくつかの丘をまっすぐに貫く峠道というよりは
全部が見える直線の坂道登りは たいてい2~3kmはあった
冷静に考えると
100kmも人がいない 住んでいないってことは動物天国なんじゃない?
あ~だから州立公園なのか…
待てよ
野宿どこでしよ 動物のこなさそうなところ
どう見ても どこにでも出てきそうだし
道を走るこ車もまばらだし
ヤバイな~ ヤバイな
そう考えてると州立公園もあと20~30kmというところで完全に真っ暗になってしまった
自転車の夜間走行は無理
それが常識だと思っていた だからライトも持っていなかった
暗くなってから野宿の場所を探すだけの能力は僕にはなかった
仕方なくあと数時間 真っ暗な森の中を懐中電灯のわずかな明かりを頼りに走る
今のようにLEDなどはなく オレンジ色のかすかな明かり
霧も立ち込めて 数メートルしか視界はなかった 道路の白いラインだけを頼りにフラフラと走っていった
こんな状態では すぐ前に熊が現れても気がつかないで進んじゃうし
人間って ホントに暗い状態が一番怖いなと思った どう見渡しても明かりらしいものはなく
ホントの意味で真っ暗だった 目を閉じてみても それがあまり変わらないというか
なにか自分で音を出さないと 静かにしてると あちらこちらで物音がして
動物がここにいるのは明白だった
顔面は硬直して
ただただ 走り続ける時間が1時間以上続いた
なんとなく気絶して そのへんに倒れてしまったほうがいいのかもとか考えたけど
そうこうしていると ついに明かりが見えた
レストランがあった 時間は23時になろうとしていて 当然店は閉まっていた
僕は必死にレストランのドアを叩く
不機嫌そうに出てきた おじさんに
こんなに真っ暗では もう走れない自転車だし…
ここにテントを張らして欲しい 必死にお願いした。
すると しばらく考えて 裏へ行って張っていいよ そう言ってくれた
僕は彼が神様に見えた なんでもお願いしてみるものだなあと思った。
裏へ行き しばらく行くと ハーレーが何台も止まっていて
やばい感じだった どう見ても不良だし 火を囲んでなんかロックをガンガンかけて
僕はその横を静かに通り過ぎて 奥に向かって
目立たないところにテントを張った
しばらく僕は眺めていたけど 彼らの飲むビールがどうにも美味そうで
勇気という感じとは関係なく 本能的にビールをめがけて進んでいった
ビールをくれ!
たぶんもうちょっと マシな表現で笑顔で言ってみた
ここまで来て もう何がって感じではなかった
すると彼らは 子供はビールはダメだと 馬鹿にしながらジュースを2本くれて輪の中に入れてくれた
30分くらい色々と話した
酔っ払ってるから イマイチ言葉がわかりにくかったけど
面白かったのは
どこから来たんだ? バンクーバーからだよ
ふ~ん
反応はあまりなかった
それでどこへ行くんだ? トロントさ
えートロント?お前トロントがどれだけ遠いのか知ってるのか?
全員が身振り手振りを交えて トロントが遠いという話を語り始めたけど
彼らが 同じ国の西のはずれのバンクーバーがその数倍も遠いことは知らなくても
この人たちは暮らしていけるんだなと思ったら
とても新鮮な気分になった
いい国だなと思った。
それから先は僕にトロントまでの道のりのレクチャーが始まって
とても楽しい時間を過ごせた 知らない土地でシャイは良くないと頑張ってよかった
あまりにスラングがすごくて ほとんどの言葉がわからないので
12時を回ったし
僕はテントに戻った 夜通しロックがガンガンなっていたと思ったけど
翌朝
目を覚ますと 何もなかったかのように誰もおらず
昨日の思い出が ずっと前のことのように感じられた
43日目 (走行27日目) Whiteriver~MontrealRiver 181.2km

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日本山岳耐久レース(ハセツネ)について
別に避けていたわけではないです(笑)
横断日記
このレース
どう考えても楽しくはない 完走するだけならば さほど難しくないです。
71kmだしね
装備についても 直前の気温 湿度 風などの気象状況
体調
これらを考慮して
考えたい感じ
僕の生命線は水と食料です。
水は今のところ3.5L持とうかと検討中
前回は2.5Lで切れて 三頭山から水なしで月夜見まで行くことに
ここはペースが落ちた
月夜見では1.5L補給の半分をその場で飲み干し
後半はすべての水場に頼らざるを得なかった
今回は月夜見で補給をして1.5L丸々持ち出せたら成功と考えます。
重いけど当初4Lと思ったけど 気温が低いこと湿度も乾いてくるであろうと判断
500mlだけ減らします。
食料はゼリー系におにぎり3個くらいは持とうかな
前回家から持参の腐りかけたおにぎりでもパワーが出たこと
必要だと思います。
いろんなレースのイメージからゼリーは5kmに1個必要な感じがするけど
実際になると30km以上のレースは そこまで食べていない(たぶんスピードが落ちるから)
おにぎりは早目に最後の1個を月夜見でいただくイメージ
ストックは持ちません
うまく使えない 意外と邪魔(特に登り)
その重さ分 自分のエネルギーを持つ
シートは持つけど 特別防寒もしない
止まったら負け
レース直前は あまりウロウロせずにトイレの近くか
ひとりでいることも多いかも
案外デリケートです(笑)
たくさんの友達も参加します。
なんだかんだ言って
楽しみ
あと…
手書きだけど
なにか?
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カナダ自転車横断日記 その36
日本山岳耐久レース(ハセツネ)71.5km
走りきれるのか このレースってタイムを意識するので
結構 気持ちがきついなあ
どうでもいいから完走すればいいやっていう初回とは明らかに違う緊張感
向き合うのは嫌でこれってわけじゃないです。
8割くらい(笑)
そうだけど
1994.7.28
何度も書くけどオンタリオ州は豊かなところだ 自然がいっぱいで森と水が広がる世界
この先はどうなんだ? そう考えると どんどんとペダルは進む
草原の時もそうだったけど 小さな変化でも どれだけ救われるか 単調は人間ツライ
色々と考えてるうちに あっという間に100km進んできた
ホワイトリバー
ここは昔 カナダ一気温が下がるところだったらしい
-60度とかだったか?
ちなみにさっきみたら

0度だった(笑)
そしてプーさんが生まれた街って書いてあった 本当か?
まあ
それはいいとして
とても寂しい町だった 町に1軒だけあるレストランA&Wで夕食をとった。
どこへ行っても僕は一人だった…
夕食の時間 僕は一人は好きだし 普段は何も感じないけど この日は妙に気になった
まわりは家族連ればかりディナータイムだし いつものことだけど なぜかはわからないけど
この日は寂しかった。
こんなにさみしい気持ちを感じたのは おそらく生まれて初めてだった
夕食を食べてる人達はとても幸せそうに見えて こんなにたくさんの人が同じ空間でいるのに
誰も僕を知らない 自分的には凄いことをしてるのに この中のだれも関心も持っていない
いつも通りだったけど この日は嫌に気になった
とても悲しい気持ちになって 自分で気持ちをコントロールすることは困難になって
この空間に自分が存在してること自体が不思議にすら思えてきた。考えてみれば僕はウィニペグから10日間 日本語を一切話していなかった。
毎日
数人だけ










頑張れよ ありがとう

毎日毎日そんな感じ
このように声をかけてもらえるだけ幸せなんだけど 当たり前になりすぎて
もっと違う話をしたくて
楽しい 面白い話なら1日中でも出来るくらい毎日が充実してる反面 誰ともそれは共有できず
いつも話す相手の興味は僕ではなく自転車
外国にいるんだ10日間 言葉を話せなくったって なんてことないと思うんだけど
1日中 ほとんど人にも合わない森の中の10日間は 想像以上に長かった。
そして 話したい伝えたい 知識や情報は僕の中に湧き出る泉のように溢れていった
何かが溢れ出しそうで 不思議な世界に僕はトリップしてしまっていた 考えても答えは見つからず
店の外へ出て ウロウロしていた
すると50mほど先から 野犬がものすごいスピードで向かってきた
僕は一瞬逃げたけど どう考えても追いつかれるし
走るのをやめると 瞬く間に目の前までやってきた。
今の僕には逃げたり 威嚇したりそんなことも出来るだけの余裕もなく
気持ちだけが追い込まれてるというか
立ち止まり ただじっと成り行きに任せることにした 犬は2~3mのところまでは来たけど吠えまくって
そして うしろを気にしながら離れていってしまった。
なにか
犬にまで相手にされなかった自分が何故かさらに悲しくなった
これはダメだ
そう思って 何かを考えることはやめて 自転車で再び走り出した
あとで考えれば考えるほど さっきの犬のことは怖くて ガタガタと震えていたような気がする
ホワイトリバーから40km いくつもいくつも登りを越えて
小さな湖に たどり着いた

ここまでの道は 今思い出すととてもきれいな道だったけど
もったいない気持ちで進んできてしまった。
なんとなくダメな自分を写真に撮ってみた

あとで現像したら そんなにダメな自分はそこには写っていなかったけど
この時は開き直った どうでもいいやっていう気持ちで
薄暗くなって 見えなくなる前にシャワー代わりに湖でしばらく泳いだ
水は意外に温かく なんとなく疲れ足りないわけではないけど 真っ暗になる直前まで泳いでみた
真っ暗になってテントへと入ってみたものの 風も全くなく
静かすぎて 水辺には星空がそのまま映っていた
幻想的というのはいい感じの表現で 誰ともそれを共有することのできない静寂は
不気味以外の何者でもなく
それは動物も感じることなのか そう遠くないところでオオカミが何度も何度も遠吠えをしていた
怖いからラジオをつけたけど
電波なんか届く訳もなく
それでも人工音があるだけで 少し救われるような
大音量の砂嵐音で僕はさみしさから逃げた
誰か そばに来てくれ 一人でいることの恐怖は想像以上で
とにかくあと2日 スーセントメリーへ行けば日本人がいるはず
そう思って眠りについた。
42日目(26日目) Marathon~WhiteRiver~? 149.2km

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カーボローディングは順調
ハセツネは天気も良さそう
あと2日

カナダ自転車横断日記 その35
今年のハセツネは僕にとって恐怖でしかない
理由はわからない
うまく走りたいとか思っているんだろ
ああ…
神様…
1994.7.27
今日は150kmはいけると思っていた
走り始めて すぐに2人乗りの自転車とすれ違った 彼らによるとこの先は
いくつもいくつも大きな山が延々と続くということだった
でも
僕は1ヶ月前にロッキー山脈を越えてきたんだ大丈夫 そうは言わなかったけど心の中では そう思っていた
そして言われた通りに2つ大きな坂があった

昨日と同じ写真

似たような場所は続く
そこを越えた場所にピクニックグランドがあった きのうは僕はシャワーも浴びていないし スペリオール湖で泳いでみることにした ここはちょうど砂丘になっていて 水辺では子供たちが遊んでいた
でも
彼らが水に入らない理由は僕が水着に着替えてからわかった
やー
なんというか 命の危険を感じるくらい冷たい…
五大湖の中でも一番北にある湖だし 雪解け水とか?
でも
ベトベトするし 子供たちを含め なんとなく期待に満ちた視線も感じたので
心臓マッサージを本気でやって 1人で奇声をあげて飛び込んだ
奇声をあげて飛び込むのは 真冬のバンクーバー
寒中水泳以来 あの時は気温が7度 水温の方が暖かかったけど
今回は違っていた でもあの時のやってやった感も なかなかだった
あの時は日本から彼女と親友が2人遊びに来ていて そんなことも少し思い出したけど
今の自分の心臓が止まりやしないか?
そっちのほうが気になって そしてなにか爽快だった
おそらく
僕がこの冷たい水で でも全身にこびりついてるであろう垢をこすり落としてる姿は
滑稽だっただろう ヒューとか声かけられたので ちょっと調子づいて
溺れてるように動き回った(笑)
リアルにカラダ洗ってるとみられるのもなんだったし
そしてこの冷たい水に浸かりながら 今までもこうしたらよかったな…
無駄なお金を使ったと思った
自然の国だ楽しめばいい ジルが言いはしなかったけど そう教えてくれた
だから 僕はこうしてお昼だろうが 先に進むこと距離を進むことばかりにこだわらずに
一番いい時間に 湖で遊んでる

森と湖 これがオンタリオの印象だ
体を洗ったあとは
寒かったし日差しは強いので30分くらい岩場で日光浴をした
僕は当時 海の男だと思ってウィンドサーフィンをやったりしていたので日焼けしてる自分が好きだった(笑)
この旅行はワイルドだ!
僕はこの旅行を終える頃には ヒゲがボウボウできっと 見た目もワイルドになるに違いない
そう思っていたけど ヒゲが薄く…
ただの坊ちゃんのままだった
再び走り出したけど
今度はレインボー滝という素敵なネーミングの滝 こっちみたいな矢印があった
今までの僕ならば 素通りしただろうけど
僕は変わった ルートを外れて行ってみることにした

10分も行くと滝があり 数人のカナディアンが散歩していた
自転車を置いて ついて行った
10代くらいの可愛い子いたし 言葉わかんないけど
とりあえずニコニコしておいた
いろいろとポイントを変えて説明されたけど まあ
だいたい意味がわからなかった でも
意味がわからなくても
その場をうまく乗り切る そういう能力は
かなり身に付いていた 楽しかった。
お父さんが一番ノリノリだったけど

お父さんはどうでもよかったんだけどね
再び走り出すと

貨物列車やら

貨物列車やら
貨物の運転手はヒマなのか
必ず僕を見ると大音量でクラクションを鳴らして手を振ってくれる
大好きだ
繰り返し山とスペリオール湖と

夕方になり
なんだか自由になった僕は
ひと目につくけど 展望の場所でみんなテントを張ってるのを見かけたので
誰もいないポイントを独占して
テントを張った

今日もここの景色は独り占めだ
この時期のカナダは夜の9時を過ぎても明るいので
何時間もかけて かもめに接近した
はじめは10mくらいあった距離が 最後には1mまでになって

テントの入口まで来るようになった
一瞬だけど
これって焼いて食ったら
って
41日目 (走行25日目)
RossPort~Marathon(手前)112.2km
おまけ…
一人じゃさみしいでしょって友達が髪にバリカンで書いてくれた

ハンサムネコ

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カナダ自転車横断日記 その34
今ってすごいよ
もしかしたら違うかもだけど
下の丸が雨に濡れたテントも張らずに寝た丘
上の丸は完全に開き直りで寝たステージかもって思った
違うかもだけど サンダーベイ
ネットで走ったところ全部見えるのってすごいこと!
1994.7.26
今日も向かい風だ 風にはやられてる
それにしてもスペリオール湖はでかいデカイ 赤線は今までの道 青はこれから進む道

舐めてみなければ ここが湖だって わからないよ
海以外の何物にも見えない
オンタリオ州に入ってからの道は決して楽なものではなかったけど
とにかく僕は ここに存在していた。そしてその位置を東へ東へと進めていた。
1日に何回も何回も地図を眺めた 僕のしてきたことが地図には結果として現れる
と言っても 僕の頭の中でだけど すごい充実感だった。
カナダは風のにおいがする、森のにおい、いろいろな変化もいっぱいあった
深呼吸ばっかりしていた なんかいいな~ そんな気分だった

このカナダの土地を限りなくのんびり自転車で移動していると
やー
アタマの中は 考える時間がたくさんありすぎて
というより 一歩一歩進めていたけど アタマの中はヒマというか 無限に考えるだけの時間があるというか…
まあ僕も21歳なんで 色々と考えましたさ
それは今日明日どうとかいう話ではなく もっと大きな 考えてるうちになんだかわからなくなったり
まあ 1つ言えることは こんなに自然に自分が純粋にとけ込んでる感じがしたのははじめてだった
子供の頃に見た ハイジやトムソーヤ
僕は大人になったけどね そんな感じだった

旅の思い出って失敗の思い出だよあ~
今日ももう 10回以上繰り返すパンクを食らった
あと1息と気合を入れた瞬間の出来事だったからショックだったけど
もうパンク修理は職人の域だった(笑)
そそ
そういえば7月21日の夜
木に吊るしてある食料をクマに荒らされるっていう事件があった
場所的にグリズリーはいないから 温厚と言われるブラックベアなら会ってみたいな~
そんな 気持ちのゆとりも生まれてきた
というより
いつも人に旅の話をするとクマの話になるけど 会っていないから…
話す人が 残念な雰囲気になるのを感じたし
なんとなく うまくやり過ごせるような
そんな気持ちが芽生えてきたのも自然に溶け込んでいったからなのか?
ちょっとおかしくなっていたのか?
今日の野宿の場所も
いつクマやオオカミが出てもおかしくないな
そんな感じだった。
特に大きな変化のない1日だった。
40日目(24日目) ThunderBay~RossPort 136.1km

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ちょっと日記書いてます。
不思議なこと
ブログのアクセス数自体は微減だけど
ブログ村マラソンカテからは 笑)半減以下

やっぱマラソン関係ないもんな~ 間違いなく原点だからOK
僕のブログがブログ村から離れはじめてる現実だな
マラソンカテから注目記事1つものらなくなったの初めてかも 毎日書いて
だけど
アクセスがあまり変わらないから
気にせずこれを楽しみにしてる人もいると信じて 続きます。
てか
自分がかなり つづきにのってきた

カナダ自転車横断日記 その33
今日も夜間トレイル(裏山)7kmだけ1時間
4kgの重りをしょって走ってきたよ
気分がいいので
届いたばかりのチーム75Tシャツでね
この格好で裏山をわっせわっせしてきた 黒着れるかな~まだ もうちょい痩せたい
72kgから下に行かない
顔が老けた…
1994.7.24ー25
目が覚めると
ステージの上で眠っている僕を犬を連れた女性が不思議そうに見ていた
あっという間に朝が来た
一度起き上がったが 僕は手を振って また寝た
眠りについたのは3時すぎ
ウィニペグから一気に700kmを走ってきて ぐったりしていた
ここが公園の一角だろうと どうでもいいと思って眠ることにした。
自転車とは一本のロープで結ばれていた これなら盗まれても僕も連れて行かれるから(笑)
大丈夫!
自分の身は危険かもしれないけど 状況がどうであろうと僕は眠りたかった
昼過ぎまで
多分 僕の人生史上 最も無理やり人前で寝る作業は9時間で終えた
それでも
スぺリオール湖で撮った写真は

死んでた…(笑)

28km離れたユースホステルへ宿泊したけど
ここのおばちゃんはすごくいい人だった 世界中を旅したようで
僕の自転車にもとても興味を持ってくれて
僕は疲れていたので 何処へ行くでもなく ただ ユースの中でボーとしていたのだけど
訪れる友人や知人全員に 彼は自転車でカナダを横断してるの
うちに泊まってるのと 自慢するかのように話してくれた
すごく誇らしい気分で とても嬉しかった
部屋もシェアせずに1人で使わせてくれた 僕は1年ぶりに家に戻ってきたかのような そんな気分だった
部屋にあった世界地図で僕の道のりが確認できたけど
その中に日本列島はスッポリと入る距離になっていて
大変なことをしているなと感じることができた。

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チーム75Tシャツ来た!
ガチャピン
大きくなったわ
りょうちゃんはまた(笑)
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カナダ自転車横断日記 その32
週末のんびり過ごしたら
体重が74.6kgまで増えたので慌てて ちょっと裏山を夜間走してきました。
うさぎがいたし うさぎは僕より速い!
ちなみにカナダで一番あった動物はプレーリードック
1994.7.23
チキンバーガーを食べてるあいだにジルとはお別れしたけど
もういないかもな~
そう思って滝へ30km走って向かうと
ジルは退屈そうに待っていてくれた

この写真は ホントにお別れする直前の写真
ジルとは3日一緒にいたけど
同じ英語圏以外同士で 意外とブロークンな会話がわかりやすかった。
僕の英語はこの旅で少し上達したけど
多分
いろんな人に合う中でも かなり下手くそな方だったと思う 性格が奥手だし
人に積極的に入っていくことが苦手だから英語圏ではやられっぱなしだった。
ジルと2人で滝をのんびりと見た
なんとなく もう2人で走ることはないなと2人とも思ってた


旅の目的地も僕のトロント 彼はフランス語圏のケベック
進むスピードも彼の方が速くて ちょっとしんどかった
別れが近いからか なんとなくお互いに距離が開いてる感じがした
全く同じようなスケジュールで進み
彼はくまに5回も遭遇して 僕はあっていなかったり
食事も思考も何もかも 僕にはないものを備えていて すごくカッコイイなと思っていた
でも
この旅では彼にはなれない 自分を貫くためにもここで別々に進むことにした。
今度は完全に別れて
なんとなく再び会うのも怖い感じがして ゆっくりと進んでみたりしたけど
あっという間にサンダーベイについた。
ただ
到着する6kmくらい手前で また…
パンクした。
朝もパンク ポンプも壊れて もうジルを借りることもできないから
街中でサイクルショップを探すも 色々と聞いてみても街へ行かないとないよって
時間は夜になろうとしていて週末だし 諦めてボコボコとパンクしたまま走った
ガソリンスタンドでポンプを借りたり 色々とやったけど
すぐに抜けてしまい。5kmはある街の中を自転車屋を探して3往復くらいして
絶望的な気分になって 時間も21時になった。土曜日だし いろんなところがギリギリ間に合わず
そして ついに僕の自転車の後輪のタイヤは完全に破けた
破けてしまったことで 僕は冷静になり
後輪にキスをしてサヨナラした 僕を3100km運んでくれたタイヤだからとても悲しく 寂しい気分になった
チューブは何かに使えそうだから 小さく切ってしまっておいた。
新しいタイヤとチューブに交換して走り出そうと思ったけど 時刻は0時をまわり
25km先のユースホステルも行っても入ることはできないだろうし 街のどこかで寝ることにした
いろいろと考えて倉庫の裏や橋げたの下 とにかく引きつった顔で夜中の初めての知らない町の知らないところを走り回った。
時刻は1時半をさしていた もうどうでも良くなっちゃって
小さな丘の上の樹の下で寝ることにしたんだけど
予想もしていなかった雨が僕を襲った さすがに濡れながらねることは僕にはできず
ダウンタウンに戻り銀行のATMの鍵を開けて 体育座りで1時間くらい眠った 自転車もなかに入ることが出来るし良かったんだけど 場所が場所だけに夜中でも ちょっと人に声をかけられたり
仕方なく また外へ出て
30分雨に濡れた もうどうでも良くなって
公園の野外劇場のアーチ状の屋根の下で力尽きて 僕は眠りについた…
午前3時過ぎだった

これは当日0時の閉店までバーガーキングで書いたとある リアル横断日記
37日目 (22日目) UPSALAーThunderBay 151.7km

にほんブログ村この日記あと2週間かかるんだけど
いちお毎日走ってるよ
カナダ自転車横断日記 その31
ハセツネ控えて
大人しめに過ごすことにしたから
その隙に18年前の話を 振り返ってる感じ
1994.7.23
きのうの夜は
ジルと湖のほとりにテントを張り
薄暗い湖で泳いだ 狼の遠吠えが聞こえたりしたけど2人だし怖くなかった
お互いに自分のことや恋人のこと
僕は日本に残してきた彼女が…
バイト先の社員(元上司)となぜか結婚したという その理由も 彼氏が自転車で大陸横断とか変なことを言うって話から相談に行き
大人な男性がいいって理由だった。
俺のほうがいいのにって今のように図々しく考えることもできず
この旅の裏側は失意のどん底で始まったものだった。結果 圧倒的な自然に触れて
悩み自体がどうでも良くなってくるのだけど
毎日数回は思い出したりしていた。
今のようにメールや連絡手段はなく 旅に出ることは手紙の送り先がないわけで
彼女にはさみしい思いをさせたのだろうけど…
結婚って いったい…
人生焦るなよって思っていたけど 僕にはどうすることもできなかった
彼とはそんなことも話したり 僕はこの旅が終わったら
今度はヨーロッパを走りたいと思っていたので
スイスに来た時には案内すると言われた
彼の行動は地元では大きな話題のようで 帰ったら広場でスライドショーをやるんだとか
何か見守ってくれてる人がたくさんいるようで羨ましかった
同じ日本人でも岩沢青年という徒歩で横断してる人は あちこちで話題になっていたし
新聞にも載っていたりしたけど 実際に僕もどこかで追いつきたいと思っていたし
ただ自転車の僕は特に誰にも気にもされずさみしいなと思ったりした
僕は
なんかさみしい失恋旅だったし(笑)
僕のチャレンジって だいたい いつも動機が不純
よく覚えてないけど 湖のほとりで 気が向いたら何度か湖に入って 星が綺麗で
いつか彼女とこういうことがしたいなとか考えたり
とにかく
自然の中で楽しむってことをジルには教えてもらった
僕はここまで3000km ただまっすぐ余裕もなく
怖くて 遊んできたというよりは この場所を早く立ち去りたい そんな焦りとやり遂げたい使命感のようなものと 非常に経験値の低い旅をつづけていたけど
今後は同じ歳のスイス人の青年の行動を真似てみようと思いながら
その夜は終わった。
朝目覚めると
いきなり僕の自転車がパンクしていた
空気が抜けただけだと思ってポンプを使って入れていると 今度はポンプが壊れた
ジルは僕に 今日はお前がついていない日だって言っていたけど
僕は
ちょっとお前が犯人じゃないのか?と疑ったりした(笑)だって昨日の今日だし
ただ そのあとのジルの行動でないなと思ったけど
ポンプは壊れてしまったけど ジルのポンプを借りて 空気を入れて
走り出し90km 数軒の家があったのみで 何もない
森と湖ばかりの 不思議なところを走っていった
僕が昼飯を食べてるあいだに
ジルは再び 30km先の滝へ先に行くと告げて 行ってしまった。
僕はお腹がすいていたので
チキンサンドを食べて もう会えないかもな
そう思いながら 同じ滝を目指してみた。
つづく…
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カナダ自転車横断日記 その30
ちょっと東京マラソンも当選したし
このカテゴリーも仕上げておかないといけないなと思っていたので
ちょっと
つづけます。
過去記事たち
2年以上もこのシリーズ放置していて
3年で3記事しか進んでいない(笑)
でも 少ないけど 読んでくれてる人はよくこれのことを言ってくれるので また書くよ
1994.7.22
今日も蒸し風呂のようなテントの暑さで目が覚めた
はじめは 我慢できるけど 疲労で寝ていたかろうが 干からびても寝るぞと決めても
絶対にテントから飛び出すというのは まあ僕は生き続けたいんだなと 妙な気づきがあったりして
目が覚めると
ジルは 既に朝食の魚を釣りに出かけていた。

ジルはスイス人で きのう後ろから追いついてきた 同じ21歳
ヨーロッパの人なので自転車に詳しかった
出発は10時と かなりゆっくりだった 2人で走るとお互いに意識するのかスピードは速くなる
昼食をとるためにイグナスの街で休んだが ジルはスーパーで買い物だけ済ませて
先に行ってしまった。
再び会えるのかわからないけど 僕の気持ちは少し楽になって マイペースで進んだ
それでも昨日からの2人で走った速いスピードが足に馴染んでいて
思ったよりも 早く進んでいった。
2時間も走ってキャンプグランドでジルに再びあった 嬉しかったけど ちょっと複雑な気持ちもあった
1時間も待っていてくれたみたいだった
言葉も満足に伝わらない彼との旅は おそらくお互いに若干のストレスを抱えてのものだったからだ
それでも待っていてくれた彼の気持ちを考えると嬉しかった
再び合流して
昨日のように縦になって進む
130km地点までは すぐに進んだけど この先でジルの自転車がパンクした
初めてのパンクだそうだ 僕は修理が下手なのか 運が悪いのか10回以上もパンクをしていたので
手伝ってあげることはできたけど ジルは初めてのパンクを楽しむかのように修理に励んでいた
ただ…
不運なことに30分たってもパンクは治らずに 彼は相当イライラしてきた
何度も何度も修理を繰り返し
やっと完全に戻って走り出したけど ああやったらいいのにって事をうまく伝えることのできない自分に僕も少し苛立ったりした。
2人の共通の目的地はアップサラだった
2人で確認して アップサラを目指す。
この街を過ぎると その先70km町はなく そこで水と食料を補給しないと あとの行動に影響が出ることを2人で確認した
パンクとか色々あって
やっとの思いでアップサラについたけど
廃墟のような広場 人にいない家…
ここに町はなかった

ダメもとで無人の家の水道を捻ってみたけど
何も出なかった。
仕方なくジルと困った顔で微笑み合って 先を目指した。
もしかしたら70km何もないかもしれないけど
進むしかなかった
水が欲しい
2人で絶望的な気分になりながらも 3000km以上旅してきた2人は比較的
すんなり受け入れて 走り出した。
10分も行くと
ガソリンスタンドが見えた オイ!
見えるかあれが!
見えるよスタンドが そんな会話が弾け飛び
2人でものすごい顔をして奇声をあげながらガソリンスタンドへかけこんだ
水と食料はなんとかなった そこのオヤジに野宿のできそうなところを聞くと
5分ほど進むと営業してないキャプグランドがあることがわかった
今日の野宿の場所も決まったので
再び自転車に乗り 走り出したけど…
ジルの自転車が またパンクした。
彼は真っ赤になって怒って
直すこともせずに
5分だろ これを繰り返して
ガタガタ言わせながら自転車をいく 僕は何度も大丈夫?と聞いたけど
もう彼は明日 明日と繰り返すだけだった。
つづく…

36日目(走行21日目)161km ?(野宿の場所)~アップサラ

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中途半端な人生…
僕の自分史
まあまあ頑張ってると思うんですよ
18歳で1人でバリ島へ行きました。
ウィンドサーフンやりたくて
ハワイは湾岸戦争で危ないって言われてたから 関係ないバリへ
ウィンドサーフンは結構好きで
マイナーな大会だけどデビュー戦 湘南選手権という大会で2位になりました。
関係する仕事やってみたいと思ったけど あっさり挫折…
20歳でワーキングホリデーでカナダへ
ユースホステルで出会った学生にカヌーで北極圏へ行った話を聞いて
自転車でカナダ横断を決断
バンクーバー~ナイアガラを50日間 4700km走ってみたものの
あとになって太平洋から大西洋へ抜けていないことを激しく後悔(これは いつか絶対に続きをやる)
ボストンならあと1000km アメリカへ入国できるお金がなかった カナダであと3000km進む気力がなかった…
ロッキー越えの写真
中途半端
帰国後
今度は仕事をやりながら
日本縦断を実行
夏休みとか使って 輪行して色々と走ってみるも
釧路~稚内 札幌~苫小牧
新潟~青森
東京~猪苗代湖
東京~名古屋
名古屋~神戸~淡路~松山
なとなく中途半端に3分の1くらいを残す…
知床で
帰り道 銀座で知らない若者に写真を撮られる
ちゃんと
やり遂げてれば
なんか書いたり出来そうだけど
何か
中途半端な感じに止まってる感じ
時計は18年も進んで
髪の毛も結構減った
結婚しても2年くらいは休みにやってみたりしたけど
青池(十二湖)
太ってきてキツイ感じだった
やがて僕は82kgまで太り
34歳でマラソンに出会う
フルマラソンを3時間9分で走るまでになったけど
ここも中途半端
100kmの山道を走れるようになったけど
もっとすごい人が沢山いて まわりに変態が多すぎて…
どっかやっぱ満たされない部分があったり
でも
この夏
田子の浦から富士山頂3776mを登りきって
僕の中ではじめて
何かが満たされたんだよね
前の2つに比べると
小さいことだけど
すごく満たされた。
やり遂げるって大切
この話は
どこにオチるかというと
富士山は1回1回は小さな事だけど
その都度 小さな達成感があって
いろんなアレンジができて 1日で完結できること
壮大すぎないので
1回1回 小さな満足の貯金ができること
何かをやるなら中途半端はいけないなと思いながらも
たぶん
中途半端を繰り返すんだよな
性格的にね
惜しいんだよね いつも
まあ
いいんだけど(笑)
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ハセツネ試走は大撃沈…
本番じゃなくてよかった…
水曜日ぞりおさんが遊んでくれるというので
富士山かハセツネと思ったけど台風来てるしレース近いし
安全な低い方で走ってきました。
はじめの10kmは快調そのものでした。
ぞりおさんは厳しそうで
登りでいなくなってしまうので
先行して上で少し待つ
あのロードに出るところも
たぶんおととしのレースよりも15分くらい速かったかも…
分からないけど
ただ…
コースも知らないのに
先行してるもんだから
ミスコースを連発
その1
このミスはまだ盛り返せて
今日はぞりおさん調子が悪そうだからすぐに追いつくわと思って
戻ってすぐに追いついたけど
その2
市道山へ登って下りる
このミスは
気持ちが完全に終わってしまった。
このあたりでエネルギー切れ
補給した物が吸収されずにおなかに残る
気持ちが悪い
水が500mlを切る
視界が狭くなる
台風の影響か湿度がすごく発汗がすごい
いろんな不具合が出てきて
醍醐丸が遠い…
終了…
気持ちがとにかく悪くて
横になって3回休みました。
入れたものが吸収されると少しずつ動き始めて
なんとか第1関門まで着いたけど
激しく自信を失った
デブなせいか消耗が激しく水は4Lくらい必要かも
帰りは痺れが来た
2年前のレースの記事を昨日読んだのに
過去の事として教訓が生かせなかった
ダイエットのおかげでカラダは軽いけど
エネルギーは空っぽだった
そして何よりも
コースがしつこい
8kmから12kmは200mしか登らないけど
実際はギザギザに登り返すので
なかなか進まない
これからレースまでにしないといけない事
富士山はお休みする
寝る(7~12時間)
疲労を抜く
作戦を練り直す
体重は70kg台を見る事
カーボローディングはしっかりやる
たぶん練習レースを含めて 今年1番の撃沈でした。
ちなみに第1関門まで休憩抜きのタイムは3時間54分
でも
これ休みすぎで参考にならないと思う
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