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UTMF完走記(A10本栖湖~A11鳴沢)

2014 - 05/10 [Sat] - 11:09

本栖湖を出ると 思ったよりも気合が入っていたので元気だった
補給も充分に取った

ダラダラと登っていったけど さほど気になる事もなく
淡々と進んでいった
僕はこの区間を若干甘く見ていた
実際はハイキングコース程度のイメージパノラマ台も含めだったけど 所々危険な個所も見られた
ような感じがする
ここではやはりSTYの選手は元気で下りではかっ飛ばして行くけど
レベル的に上位の選手ではなくなっているので
登りで追いつくようなケースが増えてきたので
申し訳ないけど 下りでも不必要に道を譲ることはせず自分のペースを守った
コース的には大したことはなかったことは事実だけど
パノラマ台に向かう登りに入ったころには午前0時を回り
強烈な眠気が襲ってきた
コース上に座り込み ほんの一瞬数秒でも意図的に意識を落とすと楽になる事を
きのうの夜に学んだので
何度か試みたけど
きのうとは疲労の度合いも違っていて
一瞬落ちたところで まったく効果がない事に気づき
ただ寒くなるだけの この行為はやめた

この区間の記憶があまりないんだけど
特に苦しいという記憶はなく 眠い
ただただ
眠い
それだけの記憶になっている
パノラマ台から烏帽子岳の登り返し
下って樹海へ入るコースは
実は僕が4年前くらいにトレイルをはじめたころのホームコースのようなもので
ある意味 かなり細かく知っているコースであったので
下りも 飛ばし過ぎず気持ちよく走る事が出来た。
下りきると
樹海へと入ったのだけど
なぜか知らないけど 山の山頂から下ってきたはずなのに
上よりも相当寒い
本当に冷気というよりは霊気


そんな感じがして 知っているコースだけれど不思議な気持ちになった
不覚にも1日目の夜の寒さがさほどでもなかった事
本栖湖周辺の寒さは 1日目の三国山~すばしり~太郎坊ほどではないと
誤った判断をしたこと
予備でもっていたダウンをバックから出して通常の薄出のレインのみに装備を変えてしまっていた事が
僕の最大のミスだった

山の稜線よりも下ってきた樹海の方が格段に寒いなんて
想像もできず
僕の体力と気力と記憶すらも奪われて行っている感じがした
地図を熟読することはしていなかったので 樹海のコースはすぐに精進湖民宿エリアを越えてロードへと入るイメージで20分もしないと勝手み思っていたんだけど
なぜか ものすごく長くて
追い抜きざまの人に 僕は再び キツイですねと
負の言葉を発しはじめた
幸いすぐに気がつき 意識を入れ替えて 人と話すのをやめた
本当につらい時 つらい事を言葉で確認し合うことは危険 自分自身が見失われていく事を2年前に学んでいたので
その後は人が来ても樹海では
ほとんど会話をする事はなかった。

思ったよりも長くて寒くて 意識も朦朧として来てそれでも止まって寝ると
本当に死んでしまうと感じたのでノロノロと進んでいた
1kmたりのラップは15分以上 そうとうフラフラと進んでいるようで追い抜きざまの人が多く声をかけていってくれたけど僕には返す 気力がなくせいぜいうなずく程度になっていた

そんなにしてると
目の前の物が急にもぞもぞと動き始めた
すると次々に
瞬時にいろんなものが見え始めて まずは左側に2~3mはあろうかという大きなおじさんが(ガリバーのような)
横たわっていた
すると 自分の顔面の左側に急に人の顔だけが急に出てきて
これは相当ビビった
目の前に急に壁が現れて 少し走っていたのを急に止まって避けたり
右側からは 地面から何かが飛び出してきたなと思ったら それは徐々にうさぎの姿になっていっって
目の前でいろんなものがはじけ出したりだとか
僕は怖いというよりは意識自体はハッキリとして来ていたので
何か自分に面白ことが起こっている事
実際にディズニーランドにでも来てるかのような 非日常の連続が目の前で起こってくる事に
とても気持ちのいい気分になり
なんだか幸せに包まれた。

幻覚というのは 何かが違って見えるんじゃなくて
脳みそが全部を違うものに見せてしまうのだと感じて驚いた。

そんな興奮も束の間
再び眠気と寒気(霊気)で僕はまた蛇行をはじめた
精進湖の民宿エリアでロードに出ると気持ちが安心したのか眠気と寒気は
更に加速して あまりに寒いので レース中にはじめてサバイバルブランケットを取り出し
包まって歩いた 気温は1度となっていたけど
樹海の中の気温はそんな寒さではなおと思われ 視界を遮る霧に映る自分の息が水滴となって噴き出される様も
寒さを感じるには充分な演出になった。

樹海を出てロードの登り区間になると僕は何か安心したのか
歩きながら眠りはじめた
ちょうどガ―ミンがラップを刻んだので ちょっとして覗きこむと1㎞ラップのペースがキロ16分
あれ?
こりゃダメだ
走りだす
立ってるけど気絶
自分では走っていたつもりだったけど 膝がカクンとなって目が覚めて再びペースを確認
ラップはキロ18分に後退…
あれ?

なんで?

再び走りだす
膝がカクン
こんな繰り返しをしていると 僕は思い切りガードレールにぶつかった
痛かったので目が覚めたけど
またすぐに寝る 歩いてるけど寝てるな俺…
そんな自覚すらも生まれてきていた でも止まるとホントに寒さで死んでしまうような気がして
大げさだけど 生きるために歩いた
眠りながら歩いてるなと自覚し始めると もっとうまく寝ながら歩けないかな?
片目をあえて瞑ってみたり脳みそ半分づつ魚のように休めないのかなとか
いろいろと わずかに残った遊び心で試みるも
結局
なにをしてもすぐ眠り歩きになった

登りも半分になったころ
1人の女子が話しかけてくれた
僕の事を覗きこむと 
あ~
佐々木さん~
知り合いだった。
あの極寒の八ヶ岳スーパートレイルで一緒に資格ゲットのために走った りえさんだった
一緒に走りましょう そう言って元気よく僕を引っ張ってくれて
僕も何かきっかけが欲しかったので必死に走った
そこからしばらくは ゆるゆるだったけど
ほとんど止まることなく
与えてくれた復活へのきっかけに必死に応えた
がんばって走れば温かくなりますから いろいろと言ってくれて
僕自身は何を話したか あまり覚えていないけど
最後の方はスタッフの言ったあと何キロで鳴沢ですの信憑性について
盛り上がった
大抵 言われたものよりも長い事が多いので まあそんなものだよなと思いながらも
やはり長かった

本栖湖アウトから5時間30分
ようやくの事で鳴沢エイドへと到着
これ以上は眠気の中進むのは危険だと思ったので僕はここで寝る事にした
ひょうけつ
奥に氷という文字が見えるけど
仮眠スペースはお外だった…(笑)


つづく…



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ハンサムネコ

Author:ハンサムネコ
1972年生まれ AB型
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18,46  09横田駅伝5kの部
10k
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ハーフ 
1:27:03 10香川丸亀ハーフマラソン
フル 
3:06:0 14東京マラソン
富士登山競走 3:53:57

15年前に自転車でカナダ横断しました。昔話~ 今はマラソン。

スティッチベスト

5km 20:46 10km 43:17 ハーフ 1:32 フル 3:29:14 チャレンジ富士五湖72km 9:21:17 四万十川 60km 6:55:31 チャレンジ富士五湖100km 12:28:57

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